別れさせ屋にしか出来ない仕事~その③

前回から引き続きまして、

今回も別れさせ屋にしか出来ない仕事その③として、
解説させて頂きたいと思います。

まず前回のポイントをおさらいさせて頂きますと、

①心理的メリットにおける接触手法には、
主に“共通性”を利用するものと、“共感性”を利用するものがある。

②共通性における接触方法とは?

という事を解説させて頂きました。

今回はもう一つの要素である、
“共感性”における接触方法の解説をさせて頂きたいと思います。
少しややこしくなるかも知れませんが、何卒ご容赦願います。

共感性とは心の部分の共通項でもあります。
同じ場面で泣き、笑い、怒り、楽しみ、、等、
感情移入の場面(対象)が似ている事などとなりますので、
そういった心の部分の親近感を相手に感じさせ、
関係性構築を目指すケースと、
更に奥の手として、年齢差による経験値の差という部分を追加し、
ターゲットにアドバイスするような関係性を構築していくケースも御座います。

例えば人間は何か問題を抱えている時や、
困難に直面している時には、その解決策を模索します。
そして問題に対して解決の糸口になりそうな知識などを得ようとし、
現代ではインターネットを利用して情報収集される方も多いかと思います。

その中で、その問題を過去に経験し、
既に解決した実績のある経験者という存在は、
ターゲットが問題解決を考える上では、とても興味深い相手となります。
共感性を重視した接触過程におきましては、
工作員の設定をターゲットにとって、、

必要な知識・経験値を持っている人物設定とし、
接触を図っていく事となっていきます。

ターゲットに対して工作員は過去の経験値から共感してあげ、
理解し、気持ちを察してあげるという流れから、
自分は結局このような形になった、こうやって問題を解決した。
あなただったらこうなる可能性が高いから、これは止めた方が良いかも。。
などというアドバイスや会話構築が可能となっていきます。

この手法の特徴は、
一旦ハマってくれればターゲットの心理誘導に対して、
絶対的な優位性が発生する所となります。
ターゲットは悩みや問題を解決したいので、
工作員は相談に乗ってあげ、こちらの誘導したい方向性へアドバイス、、
というシンプルな状況が構築出来る為です。

場合によってはターゲットから連絡先を求めてくる事も御座いますし、
この手法が適用出来る案件は成功確率アップは間違いないでしょう。

如何でしたか?
少し分かり難い解説だったかも知れませんが、
心理的メリットを利用した共感性の手法をご紹介させて頂きました。
もちろん個別の事案にて細かい部分のニュアンスは変わってきますが、
弊社では様々なアプローチから、常に成功を目指し活動を行なっております。

別れさせ屋にしか出来ない仕事としまして、先日から投稿させて頂いておりますが、

ここまではファーストコンタクトの部分までのお話をさせて頂きましたので、
次回からは接触後の駆け引き、誘導手法などをご紹介させて頂きたいと思います。