別れさせ屋にしか出来ない仕事~その④

こんにちは!!

最近本当に毎日暑い日が続いておりますね。
弊社の調査員は結構体力はある方ですが、
長時間の張り込みなどは、この猛暑だと大変です。

私も若い頃には現場に出ておりましたが、
真夏と真冬は大変でしたね。
でもそういった調査員達の頑張りが、
トラップ成功率にも大きく関係しておりますので、
これからも調査員やその他社員達が頑張って働ける環境を継続させるべく、
肝に銘じて取り組んで参りたいと思います。

それでは前回からの続きにて、
別れさせ屋にしか出来ない仕事~その④

を始めさせて頂きます。

今回は接触後の駆け引きにおける手法などを、
解説させて頂きたいと思っておりましたが、、、
その前に、実際の接触はどうやってやるのか?
という部分を解説しておりませんでしたので、
まずはその部分から、
幾つか例を挙げて解説させて頂きたいと思います。

~工作接触ポイントの設定~
別れさせ活動を実施する場合、
まずはターゲットの調査をします。
これはターゲットの行動パターンの中から、
“工作接触ポイント”
を探し出す為の調査活動となります。

“工作接触ポイント”とは、
工作員が話しかけたり接触を図る上で、確率が高いポイントとなります。
第1に不自然にならない事。
第2に会話が出来る事。
第3にその後に継続出来る事。
これらを重視して設定します。

例えばターゲットが独身で30代のサラリーマンだった場合。
普通に考えますと朝出勤し、夕方以降に退社となります。
朝の時間は予測し易いですが、帰りの時間はランダムな予測もされます。
また朝の行動パターンは予測し易いですが、
帰りは予測し難いものとなります。

ご依頼時の事前情報を元にまずは出勤と退勤を調査して、
事前情報との整合性の確認をし、
退勤時の立ち寄り先の確認などをします。

これらの調査結果から“工作接触ポイント”を決定していく訳ですが、
工作接触には幾つかの段階があります。

まずはファーストコンタクトの部分。
これはまだ他人の状態からの接点構築となりますので、
細心の注意が必要となります。
トラップ成功か否かを左右するくらい重要な局面ともなります。

また接触ポイントを考える上で、
ターゲットの心理面も弊社では考慮します。
例えば朝の時間は通常、
“何時までに目的地へ到着する”
という義務を持った行動下となりますので、
そのタイミングでの接触は心理面で悪影響を与えてしまう可能性があります。

『なんだよ、急いでいるのに・・』という感じですね。。

しかし時間的な予測で考えますと朝の方が予測がし易いため、
工作員の誘導も行ない易く、どうしても利用したい場面でもあります。

その為、朝の接触が手法に組み込まれる場合には、
“短時間接触における印象付け”
という事をメインテーマとして実施する事が多くなり、
次回以降の帰りの接触への布石作りをする形となります。

工作接触は人間相手の作業となりますから、
そのターゲットの行動パターンを分析し、
上記のように、
“短時間接触における印象付け”から、
次回への布石を打ち、
ターゲットに時間的余裕が有る帰り際にて会話接触へ持ち込む、、、
という段階毎に進めていくケースによって、
成功確率アップを成し遂げております。

どうでしたか?
今回は別れさせ屋にしか出来ない仕事の中で、
“工作接触ポイント”
について解説させて頂きました。

では次回は接触後の駆け引きや心理誘導等、
幾つかご紹介出来る範囲は御座いますが、
解説させて頂きたいと思います。

ここで記載させて頂いております部分は、
あくまで記載出来る範囲内のものとなりますので、
ブログでは記載出来ない厳選手法などを、
もっと詳しく知りたい!
自分のケースは?
とお考えの方がいらっしゃいましたら、
弊社まで無料相談をしてみてくださいね。